５月　１日（日）
　東日本大震災から５０日。震災当日、実は秋田県に仕事でいた自分。津波の被害はなかったものの、震度６の大地震と大規模停電には遭遇した。鳥の調査だったので、少し待機した後で仕事は中断が決定。「車に燃料を入れとかなきゃ帰れん！。」と、急いで《災害緊急対応ガスステーション》へ向かった。割と早めに移動したつもりでいても１時間待ち。車内のラジオで被害の大きさを知ってビックリ。日本海側から群馬に帰れたから良かった。
　テレビを見ていたら、深夜番組の討論会では『被災地で保健所の指導により、暖かい食事を提供できる手段である炊き出しが衛生上の面により禁止されていた事実を知っていますか？』や、福島第１原発での、実際に現場で指揮を取っている所長と現場に来もしないで『それってどうなの？！』という指示を出す保安院との軋轢など、目に見えなかったものが出てきた。復興の前進と後退、ナンだか『光』と『陰』を見ているようだ。